低価格化・補助電源不要のGeForce RTX 3050 6GBが登場か。既存よりスペックを落とした新モデル。GTX 1650の後継的立ち位置
NVIDIAは、GeForce RTX 3050の新モデルの発売を予定している模様です。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
情報筋によると、NVIDIAはGeForce RTX 3050の新モデルを発売するという。既存のモデルと比較すると以下のような具合だ。
新モデルは既存のモデルからスペックダウンしたものとなる。VRAMは8GBから2GB減って6GBとなり、ブーストクロックは1470MHzへと低下する。しかし、その分、消費電力(TGP)も115Wから70Wへと低下する。 この低スペック化したGeForce RTX 3050は2024年に発表されるといわれている。おそらくNVIDIAは在庫の余ったエントリーレベルのAmpere GPUを処分したいのだろう。 このグラボは2024年1月から製造開始となり、その後、発売が予定されている。価格に関しては既存のものよりさらに低価格になることが期待される。 [Source: WCCF TECH] |
現行製品で最下位グラボとなるGeForce GTX 1650の消費電力は75Wですが、新モデルのGeForce RTX 3050 6GBはそれよりも低い70Wとなる模様です。この消費電力はGeForce GTX 1650と同様に補助電源不要で動作が可能です。また、GeForce RTX 3050 6GBはAmpere世代のため、Turing世代のGeForce GTX 1650よりも高性能になることが期待されます。
「既存のGeForce RTX 3050よりも低スペック化」と聞くとちょっと顔をしかめてしまうかもしれませんが、GeForce GTX 1650よりも低消費電力で高性能な後継モデルとして見ると悪くありません。
PalitのファンレスモデルKalmXシリーズはGeForce GTX 1650 KalmX以来ご無沙汰ですが、もしかしたらGeForce RTX 3050 KalmXを見られるかもしれませんね。
なお、WCCF TECHの報道はあくまでもリーク情報のため、今後予定が変わる可能性があることや、実際にどうなるかは定かではないことはご留意ください。