Widows11、『動的ライティング』を実装。OSレベルでRGB照明の制御・調整が可能に
Microsoftは、Windows11 バージョン22H2に『動的ライティング』(Dynamic Lighting)を実装しました。
『動的ライティング』とは何かと申しますと、いわゆるRGB LEDライティング(以下、RGB照明)の制御機能です。
これまで、光るゲーミングキーボードやマウスなどのRGB照明の制御をするには、各メーカーが提供しているRGB照明制御アプリを別途インストールする必要がありました。しかし、『動的ライティング』を利用すれば、制御アプリをインストールせずともOSレベルで照明の調整・制御ができるようになります。
Windows11 - 動的ライティング
留意点としては、すべてを完全に制御できるわけではありません。各メーカーが提供している専用アプリの方が調整項目が多かったりします。
『動的ライティング』を使用するには、Windows11 バージョン22H2に2023年9月27日に配信されたプレビューリリースKB5030310をインストールするほか、『Windows Update』の『利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する』のトグルをオンにしてください。
『利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する』をオンに
機能が利用可能になると、『設定』 → 『個人用設定』 → 『動的ライティング』から設定できるようになります。
『動的ライティング』対応製品は、LogicoolやRazer製のキーボード・マウス、MSI製ノートPCなど。今後、ASUS、Acer、SteelSeriesなども対応を予定しています。
なお、KB5030310にはさまざまな不具合報告が出ているため、インストールするかどうかは慎重にご検討ください。