サイバーパンク2077、2.0ではexeファイルの改造なしでパフォーマンスが向上。やっとRyzenに最適化される

PCゲーム全般

サイバーパンク2077

サイバーパンク2077の次期大型アップデートとなる2.0では、『Cyberpunk2077.exe』を改造しなくてもフレームレートが向上する模様です。

CDPRのプログラマーであるFilip Pierściński氏によると、サイバーパンク2077 アップデート2.0ではCPU使用率が大幅に上がって、8コア環境(8C16T)においてはCPU使用率が90%になるとのこと。そのため、CPUの冷却に問題はないか、Cinebenchなどでストレステストを行ってチェックするよう呼びかけています。

サイバーパンク2077はリリース以来、8コア以上のAMD Ryzen環境ではCPUを上手く使ってくれず、CPUボトルネックになってパフォーマンスを発揮しきれませんでした。この問題を解決するためには『Cyberpunk2077.exe』を改造する必要がありましたが、バージョン2.0ではこの改造が不要になるとのこと。

改造前(左): 140 fps / 改造後(右): 151 fps
改造前(左): 140 fps / 改造後(右): 151 fps

なお、「8コア環境(8C16T)でCPU使用率が90%になる」というのは、AMDだけに限定されておらず、Intel環境でもより一層CPUを使ってくれるようになってパフォーマンスの向上が期待されます。

サイバーパンク2077 アップデート2.0は、2023年9月21日のリリースが予定されています。

Posted by にっち