Intel Arrow LakeデスクトップCPU、L2キャッシュが大幅増量か。Raptor Lakeの1.5倍に

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Intel Arrow LakeデスクトップCPU (Arrow Lake-S)は、Raptor Lakeよりも大容量のL2キャッシュを搭載する模様です。海外メディアのWCCF TECHが報じました。

中国のリーカーGolden Pig Upgrade氏(金猪升级包)により、Arrow Lake-SのL2キャッシュサイズがリークされた。Golden Pig Upgrade氏は以下のように述べている。

Golden Pig Upgrade氏によるリーク


Arrow Lake-S (ARL-S)のP-CoreのL2キャッシュは3MBになります。キャッシュモンスターです。

Golden Pig Upgrade氏によると、Arrow Lake-SのP-Coreは3MBになるという。Raptor Lake-SのP-Coreは2MBのため、50%も増量したことになる。

  • Arrow Lake-S (Lion Cove P-Core) - 3MB L2 Cache P-Core
  • Raptor Lake-S (Raptor Cove P-Core) - 2MB L2 Cache P-Core
[Source: WCCF TECH

2023年7月のMoore’s Law Is Deadのリークによると、Arrow LakeデスクトップCPUは、Raptor Lakeから30~40%の性能向上が噂されています。プロセスノードの微細化やアーキテクチャの刷新だけでなく、L2キャッシュの大幅な増加もパフォーマンスアップに寄与しているのでしょう。

Arrow LakeデスクトップCPUは、CPUソケットにLGA1851を採用し、2024年後半の発売が見込まれています。

ArrowLake

Posted by にっち