ASUS、今秋より給電端子付きGeForce RTX 4070を量産開始。マザーボード上のグラボ用給電スロットから電力供給する変態グラボ
ASUSは、マザーボード上のグラボ用給電スロットから電力供給を行うGeForce RTX 4070を今秋から量産することを発表しました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
2023年5月、ASUSはCOMPUTEX 2023で補助電源コネクタのないGeForce RTX 4070を展示した。通常、GeForce RTX 4070の消費電力であれば補助電源コネクタが必要になるが、このグラボはマザーボード上の『GC_HPWR』と印字された専用給電スロット(正式名称は後日発表)から電力供給する。 最近、中国上海で行われたBilibili World 2023において、再びこのグラボが展示された。 ASUSによると、今秋から量産を開始するという。発売は2023年末か2024年初頭になると予想される。 [Source: WCCF TECH] |
マザーボード上には専用の給電スロットが設けられ、グラボはそこから電力供給することで補助電源コネクタをとっぱらった中々の変態グラボ&マザーボードです。
そして、このグラボとマザーボードを使用することで以下のようなPCを構築できます。
グラボの補助電源ケーブルがなくなったほか、マザーボードは背面コネクタ設計となっており、各種ケーブルの露出が最小限に抑えられてめちゃくちゃスッキリします。
WCCF TECHによると今秋より量産開始とのことで、2023年末か2024年初頭頃の発売が見込まれています。