Intel N100でゲームをするとどうなるの?ワンチップでどこまでやれるのか。ゲームベンチマーク公開
Intel N100のゲームベンチマークが公開されました。
N100はAlder Lake世代のE-Coreのみで構成された4C4T / 最大ターボクロック3.4GHzのCPUです。そのTDPはわずか6Wという省電力設計で、一部の愛好家の間では人気を博しています。最近だと、このCPUを採用したASRockのMini-ITXマザーボード『N100DC-ITX』が、発売してすぐに多くの店舗で売り切れとなりました。
そんなN100のiGPUでゲームをプレイするとどうなるでしょうか。
N100のiGPUにはXe-LPアーキテクチャをベースにした24基のEUが搭載されています。言うまでもなく、CPUもiGPUもゲーム向けではありません。しかしながら、TDP6Wのワンチップでどこまでやれるのかは気になるところです。
YouTubeチャンネルのTeam Pandoryによりその検証が行われました。解像度1280x720でのゲームベンチマークの結果がこちら。(※画質設定はゲームによって異なります。設定の詳細は動画参照)
- 原神: 30 fps前後
- DOTA 2: 38 fps前後
- GRID Autosport: 60 fps前後
- GTA V: 43 fps前後
- マインクラフト: 30 fps前後
- バイオハザード5: 70 fps前後
- Skyrim: 25 fps前後
- Sleeping Dogs: 21 fps前後
- CS:GO: 60 fps前後
- Forza Horizon 4: 28 fps前後
多くのゲームタイトルで30 fps前後なものの、中には60 fps前後出ているものもあり、解像度と画質を妥協すればタイトルによっては思いのほか普通に遊べます。そして、CPUの実消費電力はせいぜい14W前後となっており、この消費電力でここまで動いてくれるなら、上々といったところではないでしょうか。