MSI、12VHPWRの半差しを防ぐデュアルカラーケーブルを投入。半差しが一目でわかり融解を回避。同社製電源『MAG A850GL PCIE5』『MAG A750GL PCIE5』に付属
MSIは、12VHPWRコネクタ (16ピンコネクタとも呼ばれる)に対応した電源『MAG A850GL PCIE5』と『MAG A750GL PCIE5』を発表しました。この電源には、12VHPWRコネクタの半差しが一目でわかるデュアルカラーケーブルが付属します。以下、MSIの発表になります。
当社(MSI)は、ATX 3.0規格に準拠した電源『MAG A850GL PCIE5』と『MAG A750GL PCIE5』を発表します。これらの電源は、最大600Wの電力を供給できる12VHPWRコネクタを搭載しており、NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードに完全に対応します。(※12VHPWRからの給電は『MAG A850GL PCIE5』が600W、『MAG A750GL PCIE5』が450Wまで) 12VHPWRコネクタは、ハイエンドグラフィックスカードと組み合わせて使用すると融解するという事例が報告されていますが、その主な原因はコネクタがきちんと接続されていないことに起因しています。 当社が開発した特許出願中のデュアルカラー16ピンケーブルは、この問題に対処しました。 『MAG A850GL PCIE5』と『MAG A750GL PCIE5』に付属する12VHPWRケーブルのコネクタ部分は、黄色になっており、きちんと接続されているかどうか(半差しになっていないか)簡単に判別ができます。 |
このケーブルの存在は2023年5月末に明らかになりましたが、ついに実際に発売されるとのことです。黄色が見えていれば半差し、見えなくなれば完全にささっていると一目でわかるため、これにより融解のリスクが大幅に低下することは間違いないでしょう。
デュアルカラー16ピンケーブルは、MSI製電源の『MAG A850GL PCIE5』と『MAG A750GL PCIE5』に付属するとのことです。