中国国産グラボ、Glenfly Arise 1020のベンチマーク結果公開。2017年発売のGeForce GT 1030を大幅に下回る性能
中国国産グラボ、Glenfly Arise 1020のベンチマーク結果が公開されました。
Glenfly Arise 1020は、中国のGlenfly Tech (格兰菲智能科技有限公司)が開発したGPU『Arise-GT10C0』を搭載したグラフィックスカード。2022年に中国でリリースされました。
スペックは、プロセスノードが28nm、VRAMが2GB、Compute Unitが24基。インターフェイスはHDMI x1、D-Sub x1。PCIe 3.0接続。
OSはWindowsに対応するとされていますが、対応APIはDirectX 11までとなっています。
この中国国産グラボを入手した人物がツイッターに現れました。ツイッターユーザーのLöschzwerg氏により公開された写真がこちら。
いかにもローエンドな見た目で、D-Sub端子に懐かしさを覚えます。
Löschzwerg氏が3DMark 11を実行したところ、Graphics Scoreは以下のようになりました。
- Performance: 965
- Extreme: 245
Performanceモードでのスコアが965ポイント、Extremeモードでのスコアが245ポイント。このスコアがどれほどのものかと申しますと、2017年に発売されたNVIDIAのローエンドカード、GeForce GT 1030と比較すると以下のような具合です。
3DMark 11 | Arise 1020 | GT 1030 |
Performance | 965 | 4845 |
Extreme | 245 | 1542 |
2022年にリリースされたArise 1020は、2017年発売のGeForce GT 1030の約5~6倍低い性能の模様です。