Gigabyte製グラボは壊れやすいことが判明。GeForce RTX 4000 / 3000シリーズにクラックが入る。ユーザー側の過失として返品拒否
Gigabyte製のGeForce RTX 4000シリーズおよびGeForce RTX 3000シリーズは物理的に壊れやすい模様です。修理業者であるLouis Rossmann氏は、自身のYouTubeチャンネルで以下のように述べています。
GPU修理コミュニティで多くの人が抱えている問題について話したいと思う。 Gigabyte製のグラフィックスカード、特にGeForce RTX 3000シリーズは、ほんのわずかな衝撃でもPCI Expressのロックタブの部分にクラック(亀裂)が入る傾向がある。 PCBの強度は低く、さらにカードの重量が問題を悪化させる。私はこれまで、この種の問題を抱えたカードを12枚修理した。この部分にクラックが入ると重要な信号が流れなくなるため、カードは動作しなくなる。 返品(RMA)のためにカードをGigabyteに送ると、赤い矢印のついたステッカーがPCBに貼られてユーザーへと返送される。クラックがあった場合、Gigabyteは返送料金をユーザーに請求するため、不運にもこの問題に遭遇した人はさらに出費がかさむことになる。 eBayではこういったクラックにより破損したGigabyte製のGeForce RTX 3000シリーズおよびGeForce RTX 4000シリーズが多数出品されている。 [Source: Louis Rossmann] |
Louis Rossmann氏によると、Gigabyte製のグラボはPCBの強度が低く破損しやすい模様です。また、上記写真のようにクラックが入った場合、Gigabyteはユーザー側の過失として返品を受け付けません。Gigabyte製グラボを使っている方は取り扱いにお気をつけください。