Radeon RX 7600リファレンスモデルに設計ミス。補助電源の8ピンコネクタが完全に刺さらない [Update 1]
Radeon RX 7600のリファレンスモデルに、補助電源の8ピンコネクタが完全に刺さらないという設計ミスが見つかりました。海外メディアのTechPowerUpが報じました。
リファレンスモデルのRadeon RX 7600に8ピン電源ケーブルを差し込むとき、奥まで完全に差し込めないことに気づいた。バックプレートがコネクタ部分まで広がりすぎているためだ。 一部の6+2ピンコネクタは設計の都合上、突起があるため、それがバックプレートに接触して完全に差し込めなくなっている。私たちが持っている8ピンコネクタケーブルのおよそ2割がこの影響を受けた。 ほかのカードでこのような問題に遭遇したことは一度もない。これは明らかにAMD側の問題だ。 解決策はいくつかある。1つはバックプレートを外すことだ。これでプラグが最後まで入るようになる。 もう1つの解決策は、突起のない8ピン延長ケーブルを購入することだ。 [Source: TechPowerUp] |
< Update 1: 続報 > [2023/5/27 AM06:35]
TechPowerUpは、この問題の続報を報じました。
本件についてAMDに連絡したところ、AMDから以下の回答を得られた。
リファレンスモデルのRadeon RX 7600はまだ市販されておらず、AMDによると、今後数週間のうちに、この問題が修正されて発売されるという。 結論を言えば、欠陥のあるタイプのカードは、ユーザーの手には渡らないことになる。Good job! [Source: TechPowerUp] |
不幸中の幸いとでも言うべきでしょうか、欠陥のあるバックプレートは修正されて発売される模様です。リファレンスカードを狙っている人はこれで安心して買えますね。