2029年までのIntelのプロセスノードロードマップ
Intelのプロセスノードに関するロードマップが出てまいりました。それがこちら。
このロードマップは2019年9月に行われたExtreme Ultraviolet Lithography 2019にてIntelが公開したものです。内容的にはかなりふわっとしており、具体的に何nmになるのかは『N2019』の10nmしか書かれていません。しかしながら、2年刻みで微細化していく計画を示しています。
このロードマップを元に、第三者が手を加えた予想図がこちら。
(Source:WikiChip)
こちらは2019年12月に行われた2019 IEEE International Electron Devices Meeting (IEDM)にて、EUV露光装置メーカーのASMLが公開したもので、ASMLは上記のように微細化されていくことを予想しています。
この通りにいけば、将来の展望は明るいでしょう。ただ、現状、Intelは10nmで非常に苦戦しています。2015年以降、デスクトッププロセッサーは未だに14nmのままです。はたして、すんなりとこのロードマップ通りに進むのでしょうか。