『トラブルシューティング ツール』が段階的に廃止。Windows11の次期バージョンから
Microsoftは、Windows11の『トラブルシューティング ツール』を廃止することを発表しました。
『トラブルシューティングツール』とは、『スタート』 → 『設定』 → 『システム』 → 『トラブルシューティング』 → 『その他のトラブルシューティング ツール』からアクセスできる機能。PCに何かしらの不具合が見られる場合には、この機能で状態を診断することができます。
Microsoftによると、Windows11の次期バージョン(おそらくWindows11 23H2と呼ばれるバージョン)からはこの機能は非推奨とし、段階的に廃止されます。同時に、『Microsoft サポート診断ツール』(Microsoft Support Diagnostic Tool / MSDT)も廃止されます。廃止スケジュールは以下。
- 2023年: 一部の『トラブルシューティング ツール』が『問い合わせ』(Get Help)アプリにリダイレクトされる
- 2024年: 『トラブルシューティング ツール』から『問い合わせ』アプリへのリダイレクトを完了。残った『トラブルシューティング ツール』を削除
- 2025年: MSDTプラットフォームを削除
廃止となるのはWindows11の次期バージョンからで、Windows11 22H2以前のOSバージョンおよび、Windows10などその他のOSはこの影響を受けません。