氷点下の屋外でPCを使用するとどうなるの？まともに動くのか、それとも
氷点下の屋外でPCを動作させるとどうなってしまうのでしょうか。
中国最北端の漠河市では2023年1月22日に-53℃という、1969年の-52.3℃以来、最も寒い気温を記録しました。そんな極寒の地で、屋外でPCを使うとどうなるのかという動画が中国bilibiliに投稿されました。
NH-P1と大量のファンでの空冷に変更
使用したPCはCore i9-13900K、GeForce RTX 4090を搭載した最新のゲーミングPC。NoctuaのパッシブCPUクーラーNH-P1を使用し、大量の空冷ファンで冷却したところ、CPUは使用率6％前後の6.18GHz駆動(！！)で11～19℃、グラボにいたってはGPU温度-40℃、ホットスポット温度-19℃という超低温で動作しました。
また、50～60％程度のGPU負荷をかけてみましたが、GPU温度が30℃を超えることはありませんでした。
Core i9-13900K＠6.18GHzで11～19℃、RTX 4090は-40℃
50～60％の負荷ではGPU温度が30℃を超えることがなかった
結論を言うと、氷点下の屋外でもPCは正常に動作しました。また、PCが破損するということもなかったそうです。
ただ、ケーブルやヒートシンクなどあらゆる部分に雪が付着しました。(当然と言えば当然ですが)
あらゆる部分に雪が付着
投稿主は「どこもかしこも雪が付着して、寒気との戦いの跡が残っています」と述べています。