2022年のHDD出荷台数が大幅に減少。前年比で半分近く減る

HDDの出荷台数がこの1年で激減した。Trendfocusの調査によると、2022年のHDD出荷台数は、前年比でSeagateが43.7％、WDCが43.0％、東芝が39.3％も減少している。業界全体では42.5％減少し、約3,500万～3,600万台の出荷となった。

Trendfocusによると、企業向けのクラウドストレージプロバイダーからの需要減少が、HDDメーカーが直面している最大の問題だという。

ノートPC向けHDDに関しても、500GBのHDDとSSDとで価格差がほとんどなくなったため苦しい状況だ。TrendForce (Trendfocusではない)のレポートでは、2023年までには販売されるノートPCの96％がSSDを搭載するという予測をしていた。