イベントビューアーにエラーが記録される不具合。Windows10にて発生。『Microsoft-Windows-DeviceManagement-Enterprise-Diagnostics-Provider』エラー
Windows10にて、イベントビューアーに『Microsoft-Windows-DeviceManagement-Enterprise-Diagnostics-Provider』エラーが記録される不具合が発生しています。
不具合概要
Windows10 バージョン22H2 / 21H2 / 21H1において、イベントビューアーに以下のエラーが断続的に記録される不具合が発生しています。
- ソース: Microsoft-Windows-DeviceManagement-Enterprise-Diagnostics-Provider
- イベントID: 2545
『Microsoft-Windows-DeviceManagement-Enterprise-Diagnostics-Provider』エラーが記録される
この不具合は、2022年10月26日公開のプレビューリリースKB5018482以降の更新プログラムをインストールした環境で発生します。この不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows10 22H2 / 21H2 / 21H1
KB5021233 (2022年12月14日公開 セキュリティ更新プログラム)
KB5020030 (2022年11月16日公開 プレビューリリース)
KB5019959 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
KB5018482 (2022年10月26日公開 プレビューリリース)
不幸中の幸いなのは、イベントビューアーにエラーが記録されるだけで、目立った実害は今のところ確認されていません。
対処方法・回避策
KB5018482までの更新プログラムをすべてアンインストールすればこの不具合は発生しなくなりますが、セキュリティ更新プログラムをアンインストールすると、脆弱性が未修正にのままになることには注意が必要です。
この不具合は、イベントビューアーにエラーが記録されるだけのため、そこまでしなくても放っておいて問題ないでしょう。