RTX 4090の12VHPWR発火・融解は挿入方法に起因?しっかりと差し込めば融解は回避できる?
GeForce RTX 4090の12VHPWRコネクタが発火・融解する原因は、コネクタがしっかりと挿入されていないことに起因しているという説が出てまいりました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
GamersNexusによると、12VHPWRコネクタが融解する主な理由は、不適切な挿入に起因しているという。GamersNexusが実際にわざと大きな隙間を空けて、斜めに12VHPWRコネクタを挿入したところ、1本のケーブルを溶かすことに成功した。 Corsair電源のエキスパートであるJon Gerow (Johnguru)氏も同様の結論に達して記事(アーカイブ)を公開した。しかし、理由は不明だが現在は削除されている。 また、12VHPWRコネクタが融解するほかの理由としては、異物混入の可能性もあるとGamersNexusは指摘している。 GamersNexusが収集したデータによると、GeForce RTX 4090の故障率は0.05%~0.1%だという。 [Source: VideoCardz] |
GamersNexusは以前の調査では『150V』のケーブルに発火・融解の恐れがあることを指摘していましたが、新たに公開された動画では挿入方法に問題があると述べています。
GamersNexusによると、一切の隙間なく、完全に動かせなくなるまで12VHPWRコネクタをしっかり挿入することで発火・融解は避けられるとされています。
ただ、疑問も残ります。GamersNexusの言う通りであるなら、なぜ、同じ消費電力(450W)で12VHPWRコネクタを採用するGeForce RTX 3090 Tiでは発火・融解報告が全然でなかったのでしょうか。
いずれにしても、これはあくまでも一メディアによる調査であり、発火・融解の原因がこれだけに起因していると確定したものではないことはご留意ください。ドイツメディアのigor’sLabは、2種類の変換ケーブルのうち、1種類の変換ケーブルに問題があることを指摘しています。
詳細な原因はNVIDIAからの発表が待たれます。