GeForce 528.02 ドライバ 不具合情報 ［Update 1: Adobe PhotoshopやPremiereがクラッシュ］

2023年1月20日GeForce

GeForce 528.02ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

既知の不具合

・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります
・DSR / DLDSRが有効な環境において、モニターがスリープから復帰後に、表示が一時的にちらつく場合があります
・Halo Wars 2において、ゲーム内の葉っぱの表示が通常よりも大きくなり、常に点滅します
・Steam版のForza Horizon 4をプレイしていると15～30分ほどでゲームがフリーズする場合があります
・GeForce RTX 4090環境において、Watch Dogs 2のプレイ中に空を見ると画面がちらつく場合があります

追加された既知の不具合 ［2023/1/20追加分］

・GeForce Experienceの『ゲーム内のオーバーレイ』が有効(オン)になっていると、Adobe PhotoshopおよびAdobe Premiereがランダムにフリーズしたりクラッシュする場合があります

ユーザー報告の不具合

・アップデートしてから黒い画面が点滅するようになりました。解像度やグラフィック設定、HDRのオン/オフを試しましたが結果は変わりません
・↑私も同じ不具合が発生しています。私の場合は、HDRを有効にした場合にのみ発生します ［GeForce RTX 3080］

・GeForce Experience経由でインストールすると、PC再起動後に0xc000012fエラーが発生します

・ノートPCの輝度の不具合を修正したと書いていますが、GeForce RTX 3060を搭載したDell G15 5515の輝度調整はまだ正常に機能しません

・このドライバにしてから小さな四角に『x』の入ったアーティファクトが表示されたり、ディスプレイがついたり消えたりしてブラックスクリーンが頻繁に発生するようになりました。以前のバージョンにロールバックしたところ、この症状はなくなりました ［GeForce RTX 3090］

・サイバーパンク2077でレイトレーシングをオンにすると画面が真っ黒になって、オフにすると点滅します ［GeForce RTX 4090］

・私は75Hzモニターを使用していますが、このドライバを含め、527.56から75Hzを選択できなくなりました。522.25では正常に選択できます

・528.02にしてから『Hunt: Showdown』『Call of Duty: Modern Warfare II』『Back 4 Blood』で奇妙な緑色のテクスチャが表示されるようになりました。この527.56にロールバックしたところ、緑色のテクスチャは表示されなくなりました ［GeFoece RTX 3080 Ti］

・Fallout 76で白いテクスチャや四角いボックスが大量に表示されます

・528.02をインストールしてからCall of Duty: Modern Warfare IIのメニューが0FPSになります。ゲームのロードもできません。ドライバを以前のバージョンに戻したところ直りました

・GeForce GTX 1000シリーズ環境でアンチャーテッド トレジャーハンターコレクションの起動時にゲームがクラッシュする不具合はまだ修正されていません。『ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング』(HAGS)が有効になっているとクラッシュします

一部環境において、黒い画面が点滅するようになったり、一部のゲームで表示や挙動がおかしくなるといったユーザー報告が出ています。もし、同様の不具合が発生する場合は、ドライバのロールバックをお試しください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。

2023/1/20追記
新たにAdobe PhotoshopとPremiereがランダムにフリーズ・クラッシュするという既知の不具合が追加されました。PhotoshopやPremiereを使われている方はお気をつけください。GeForce Experienceの『ゲーム内のオーバーレイ』を無効(オフ)にしていると問題ないようです。