NVIDIA、GeForce RTX 4080 12GBをキャンセル。発売中止
NVIDIAは、GeForce RTX 4080 12GBモデルの発売をキャンセルしました。
GeForce RTX 4080 12GBモデルは名前こそ『RTX 4080』ですが、GeForce RTX 4080 16GBモデルと比較すると、以下のような大幅なパフォーマンス差がありました。
GeForce RTX 4080 16GBと12GBは性能が大きく異なる
F1 22@4K解像度において、GeForce RTX 4080 16GBモデルはAvg 143 fps出ていますが、GeForce RTX 4080 12GBモデルはAvg 113 fpsしか出ていません。
それもそのはず、GeForce RTX 4080 16GBモデルは9728CUDAですが、GeForce RTX 4080 12GBモデルは7680CUDAと、CUDA数に大きな差があります。到底、同じ『RTX 4080』とは思えません。
そのため、NVIDIAは、「GeForce RTX 4080 12GB自体は素晴らしいグラボだが、名前が相応しくない。同じ4080というGPUが2つあるのは紛らわしい」とし、GeForce RTX 4080 12GBモデルの発売を中止しました。
このモデルが今後どうなるかは発表されていませんが、おそらく、GeForce RTX 4070 TiやGeForce RTX 4070などに名称変更されて、GeForce RTX 4080 16GBの下位モデルとして登場することが見込まれます。
なお、GeForce RTX 4080 16GBは2022年11月16日に発売予定とのことです。