Intel Alder LakeのBIOSのソースコードが流出。ハッキング被害か。4ChanとGitHubにアップされる
Intel第12世代Core 12000シリーズ(コードネーム: Alder Lake) / 600シリーズチップセットプラットフォームのBIOSのソースコードが流出した模様です。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。
Intel Core 12000シリーズ(Alder Lake)のBIOSのソースコードとされるファイルが4Chanに流出し、そのコピーがGitHubにアップされた。 ファイルは2.8GBのZIPファイルで、解凍後は5.8GBになり、中身はBIOS/UEFIを構築するためのファイルやツールが大量に含まれるとされている。なお、これが本物か、実際に機密性の高いソースコードが含まれているかどうかは確認できていない。 ハッキングの犯人は明らかになっておらず、どうやってファイルを入手したのかも不明だが、ドキュメントの1つには『Lenovo Feature Tag Test Information』と記されている。 このファイルに機密情報が含まれていたとして、それがエクスプロイトの開発に利用できるかどうかは定かではない。ましてや、Intelからではなく、外部ベンダーから入手したものであるとするならば、悪用することはなおさら難しいだろう。 ほとんどのマザーボードベンダーやOEMは、Intelプラットフォーム用のファームウェアを構築するために、同様のツールや情報を持っているだろう。あまりにも機密性の高い情報に関しては、外部ベンダーに公開する前にIntel自らが削除している可能性も高い。 とはいえ、このような機密情報が悪意を持った人物の手にわたることは決して良いことではない。小さな情報が大きな脆弱性へと繋がることもある。 |