Windows11 バージョン22H2にさまざまな不具合。BSoDやオーディオの問題、GFE更新後もフレームレートが低下するなど

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Windows Issue

Windows11 バージョン22H2に、さまざまな不具合報告が出ています。

Windows11 22H2 - 不具合報告

ユーザーによる不具合報告

  • DELL XPS 15 7590(ノートPC)をWindows11 22H2へとアップデートしましたが、その後、起動しなくなりました。しばらくのち、自動的に再起動しましたがブルースクリーン(BSoD)エラーが発生しました。幸いなことに、以前のバージョンに戻せました。
  • Windows11 22H2のアップデートが降ってきたため、ダウンロードとインストールを行いましたが、『INVALID_DATA_ACCESS_TRAP』というブルースクリーンエラーが発生しました。再起動すると自動的にロールバックされましたが、WindowsUpdateに22H2が降ってこなくなりました。PCはRyzen 9 5900X / Gigabyte B550 MB / RTX 3080 Tiです。
  • Windows11 22H2にアップデートしてからスタートメニューで検索ができなくなりました。
  • Windows11 22H2にアップデートしてからヘッドセット(CORSAIR VOID)の音質が悪くなり、音量が1/4になりました。
  • Xbox Game Bar (ゲームバー)を使用して録画すると音声が約12秒遅れます。
  • タッチパッドのスクロールを使用して音量を変更できなくなりました。
  • Windows11 22H2にしてから、より深いC-Stateへと移行しなくなりました。今の消費電力は0.8Wですが、以前はC8になって消費電力0.4Wまで下がりました。ノートPC、HP Gaming Pavilion 15-dk0021nsを使用しています。
  • 一部のASUSマザーボード環境で、特定のUSBポートが無効になる場合があります。同様の問題を経験している方は、『Windows Update』 → 『詳細オプション』 → 『オプションの更新プログラム』へと進んでください。ここにドライバがあるはずです。
  • Windows11 22H2へとアップデートして再起動後、BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示されました。

上記報告はRedditに寄せられており、Windows11 バージョン22H2にしてから、あるいは22H2へとアップデートする途中など、さまざまな症状が発生することを訴えています。

これらの不具合や現象は、あくまで一部環境でのみ発生しており、すべての環境で発生するものではありません。また、発生する詳細な条件等も不明です。

対処方法・回避策

不具合にお困りの方は、Windows11 バージョン21H2へのロールバックをお試しください。Windows11 21H2から22H2へとアップデートした環境であれば、

Windows11 22H2から21H2へと戻す方法

『設定』 → 『システム』(左側) → 『回復』(右側) → 『復元』の『戻す』を押して、そのまま進めていけば21H2に戻せます。

大型アップデートはすぐにインストールせずにしばらく様子見を

Windowsの大型アップデートは、初公開時には大体何かしらの不具合が付いて回っています。すべての環境で不具合が発生するわけではありませんが、万が一の不具合に悩まされたくない方は、急いでインストールをせず、しばらく様子見することを推奨いたします。

Windows10 バージョン1809のときは特に酷く、『C:\Users\ユーザー名\Documents』『C:\Users\ユーザー名\Pictures』などが勝手に削除されるなんていう恐ろしい不具合もありました。

大型アップデート前は、万が一に備えて、何かあっても元に戻せるよう、バックアップやクローンを取っておくことをおすすめいたします。