Ryzen 5 7600XのCinebench R23スコアがリーク!CPB無効でも前世代のRyzen 5 5600Xを上回る性能
Ryzen 7000シリーズ(コードネーム: Raphael)最安値モデルとなるRyzen 5 7600XのCinebench R23スコアがリークされました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
Ryzen 5 7600XはRyzen 7000シリーズの中で唯一の6コアCPUだ。希望小売価格は299ドルで、前世代のRyzen 5 7600Xと変わらない。 今回、このCPUのCinebench R23ベンチマーク結果を入手した。Core Performance Boost (CPB)無効時と有効時のリザルトが以下になる。
Ryzen 5 7600Xは、CPB無効でシングル1681ポイント / マルチ13003ポイント、CPB有効でシングル1920ポイント / マルチ14767ポイントを記録した。CPBによるスコア差は、有効時の方が約13.5%高い。 CPB無効時は、クロックが4.7GHz、CPU温度が56度、ピーク消費電力が60.2Wと、低温・低消費電力で動作しているが、CPB有効時は5.455GHz、92.1度、110Wで動作した。冷却環境はデュアルファンの簡易水冷を使用している。 [Source: VideoCardz] |
Ryzen 5 7600Xと前世代のRyzen 5 5600Xの比較がこちら。
Cinebench R23 | シングル | マルチ |
Ryzen 5 7600X CPB有効 6C12T ベース4.7/ターボ5.3 | 1920 | 14767 |
Ryzen 5 7600X CPB無効 6C12T ベース4.7/ターボ5.3 | 1681 | 13003 |
Ryzen 5 5600X CPB有効 6C12T ベース3.7/ターボ4.6 | 1525 | 10812 |
Ryzen 5 7600Xは、CPB有効時にRyzen 5 5600Xを上回るのはもちろんのこと、CPBを無効にしてもシングル10.2%、マルチ20.2%も高いスコアを示しています。
あまりCPUパワーを必要とせず、低温・低消費電力で運用したい人はCPBを無効にするのも良いかもしれません。