GeForceドライバセキュリティ情報 June 2023 公開。計2件の脆弱性
NVIDIAは、2023年6月26日(現地時間)付けで、GeForceドライバのセキュリティ情報June 2023を公開しました。
NVIDIAによると、Windows用GeForceドライバには、コード実行、サービス拒否、特権昇格、データ改ざんなど、計2件の脆弱性があるとのこと。公開された脆弱性は以下。
- CVE-2022-34671 / CVSS: 8.5 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、情報漏えい - CVE‑2023‑25515 / CVSS: 7.8 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、権限の昇格、情報漏えい、データ改ざん
CVSSスコア(最大10点)はもっとも高いもので8.5。深刻度『重要』が2件で『緊急』はありません。
これらの脆弱性は、以下のドライババージョン(以降)へとアップデートすることで修正されます。
- Windows10 64bit / Windows11 64bit
- GeForce Game Readyドライバ: 536.23
- NVIDIA Studioドライバ: 2023年6月29日~7月1日ごろ公開予定
- Kepler専用(GTX 600 / 700等。750 TI、750、745除く)
セキュリティアップデートドライバ: 474.44(標準) / 474.44(DCH)
- Windows7 64bit / Windows8.1 64bit
- Windows7 64bit / 8.1 64bit用セキュリティアップデートドライバ: 474.44