Navi 31 / Radeon RX 7900 XTはPCIe 5.0対応か
RDNA 3世代となるNavi 31 GPUを搭載したRadeon RX 7900 XT (仮)は、PCI Express 5.0 (PCIe 5.0)に対応する模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
ツイッターユーザーのKepler氏が、Linuxカーネルパッチに掲載されたNavi 31 GPUのデータを調査したところ、AMDが競合他社よりも有利になる可能性のある情報が見つかった。Navi 31を搭載したRadeon RX 7900 XTは、コンシューマー向けとしては初のPCIe 5.0 x16接続のグラボになるようだ。
NVIDIAのHopperアーキテクチャ『H100』GPUはPCIe 5.0をサポートしているが、GeForce RTX 4000シリーズ / AdaアーキテクチャGPUはPCIe 5.0に非対応と噂されている。この噂が本当だとしたら中々に奇妙なことだ。 AMDはZen 4アーキテクチャとなるRyzen 7000シリーズでもPCIe 5.0をサポートする。Kepler氏の話が本当であれば、AMDはマザーボード、CPU、GPUにおいてPCIe 5.0に対応することになる。 PCIe 5.0は、PCIe 4.0の2倍の帯域幅となり、最大で双方向128GB/sの転送速度を実現する。これは次世代のストレージに影響を与えるだけでなく、GPUにおいても新たな可能性を引き出すはずだ。 |