Raptor Lakeのベンチマーク結果が早くも掲載!Alder Lakeから2桁%のIPC向上か
Intel第13世代となるCore 13000シリーズ(コードネーム: Raptor Lake)のベンチマーク結果が、早くもUserBenchmarkに掲載されました。そのリザルトがこちら。
Intel Raptor Lake - シングルコアスコア202 [Source: UserBencmark]
掲載されたCPUはモバイル・ノートPC向けとなるRaptor Lake-Pプロセッサーで、スペックは6P-Core(6C12T) / 8E-Core(8C8T)の計14C20T。ベースクロックは2.5GHzで、ターボクロックは平均4.2GHzで駆動しています。
そして注目点はシングルコア性能。202ポイントと記されています。このスコアがどれほどのものかと申しますと、
平均4.2GHzというターボクロックにも関わらず、平均4.7GHzターボで動作しているCore i9-12900Kのシングルコア性能と同等のスコアを見せています。
ベンチマーク中はこのターボクロックで動作していると仮定して、ちょっと単純計算でIPCを求めてみましょう。
(202 ÷ 4.2) ÷ (202 ÷ 4.7) = 1.119
Raptor LakeのP-Coreは、Alder Lakeから約11.9%のIPC向上が見られます。もちろん、これは単純計算のため、実際のところは定かではありません。また、ベンチマーク中にクロックがどのように推移しているのかも定かではないため、あくまでも参考程度に見ておいてください。
Raptor Lakeは、P-CoreのアーキテクチャがGolden CoveからRaptor Coveへと変更されると言われており、Alder Lakeと比較してシングルスレッドで8~15%のパフォーマンスアップがあると噂されています。
今回のリザルトを見たかぎり、Raptor LakeのP-Coreは、噂通りにAlder Lakeを超えるシングルコア性能が期待できそうです。