Arc A350Mの3DMarkスコア公開!GTX 1650 Max-Qと競合するも一部ゲームでクラッシュ。改善の余地あり
Intel Arc A350Mの3DMarkでのベンチマーク結果が公開されました。そのリザルトがこちら。
Intel Arc A350M ① - Time Spy: 2933 / Fire Strike: 7102 [Source: 뻘짓연구소]
Intel Arc A350M ② - Time Spy: 3050 / Fire Strike: 7454 [Source: YOUTUBE MYWATT]
これらのリザルトを公開したのはいずれも韓国のYouTubeチャンネル(別々のソース)。ベンチマークは全てSamsung Galaxy Book2 Proにて行われています。
ほかのGPUと比較すると以下のようになります。
GPU | Time Spy | Fire Strike |
GeForce RTX 3050 | 4647 | 12196 |
Radeon RX 5300M | 3567 | 10387 |
GeForce GTX 1650 | 3400 | 9100 |
GeForce GTX 1650 Ti Max-Q | 3139 | 8564 |
Arc A350M ② | 3050 | 7454 |
GeForce GTX 1650 Max-Q | 2998 | 7853 |
Arc A350M ① | 2933 | 7104 |
MX450 | 2500 | 5000 |
Arc A350Mの性能は、Time SpyではGeForce GTX 1650 Max-Qより若干低いか若干高く、Fire StrikeではGeForce GTX 1650 Max-Qの約90~95%。3DMarkベースで見ると、GeForce GTX 1650 Max-Qと競合していると言えます。
ゲームパフォーマンスが気になるところですが、一応、以下の動画にてゲームプレイ時のフレームレートが公開されているものの、ほかのGPUとの比較はされていません。
また、上記動画では、Intel Arc Graphicsドライバの既知の不具合により、一部のゲームタイトル(Forza Horizon 5、Call of Duty: Black Ops Cold War、FIFA 22など)で表示がおかしくなったり、クラッシュすることなどを指摘しており、ドライバはまだまだ改善が必要なようです。