Ryzen 7 5800X3Dのベンチマークスコアが掲載!低クロックにも関わらずマルチは5800X超え
GeekbenchにAMD Ryzen 7 5800X3Dのベンチマークスコアが掲載されました。それがこちら。
Ryzen 7 5800X3Dの動作クロックはベースクロック3.4GHz、ブーストクロック4.5GHz。そして気になるリザルトは、シングルスコアが1633ポイント、マルチスコアが11250ポイント。
Ryzen 7 5800Xと比較すると、
Geekbench シングル/マルチ | コア/スレッド | クロック ベース/ブースト | L3 | TDP | |
Ryzen 7 5800X3D | 1633 / 11250 (-2.3% / +8.8%) | 8C16T | 3.4 / 4.5GHz | 96MB | 105W |
Ryzen 7 5800X | 1671 / 10333 | 8C16T | 3.8 / 4.8GHz | 32MB | 105W |
シングルは2.3%低いものの、マルチは8.8%高いスコアを示しています。Ryzen 7 5800X3Dの方がクロックが300~400MHz低いにも関わらず、このマルチパフォーマンスの差は、3D V-Cacheが効いているためでしょう。
ゲームではいったいどれほどの性能を見せてくれるでしょうか。AMDが公開したスライドショーでは『世界最速のゲーミングプロセッサー』と銘打って、Intel Core i9-12900Kと同等かそれ以上の性能を有することをアピールしています。
上記スライドショーに載っていない、そのほかのゲームでもCore i9-12900K以上のパフォーマンスが見られるのか気になるところです。
Ryzen 7 5800X3Dは、希望小売価格449ドルで2022年4月20日発売予定です。