NVIDIAがハッキング被害。RTX 4000シリーズなどのアーキテクチャ名がリーク
NVIDIAがハッキング被害を受け、GeForce RTX 4000シリーズやデータセンター向けGPUのアーキテクチャ名がリークされました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
2022年2月下旬、LAPSUS$と名乗るハッキンググループによってNVIDIAのサーバーがハッキング被害を受けた。LAPSUS$は、NVIDIA GPUのドライバ、回路図、LHR V2、ファームウェアなどを含む1TBのデータを窃取したと主張しており、一部ファイルの共有を開始した。 今回、読者から提供されたそのデータには以下のことが記されている。 受け取ったデータはAda (Lovelace)、Hopper、Blackwellの3つのGPUアーキテクチャが存在することを示している。それぞれのアーキテクチャがどういう用途向けとなるのかは記されていないが、Adaがゲーミングアーキテクチャ、HopperとBlackwellがアクセラレーションコンピューティング向けであることが推測される。 データによると、AdaアーキテクチャはAD102、AD103、AD104、AD106、AD107、AD10B (108ではない)といったGPUを展開する。詳細については現時点では不明だ。 HopperアーキテクチャにはGH101とGH202、BlackwellアーキテクチャにはGB100とGB102というGPUがリストアップされている。これらのGPUは2022年以降のデータセンター向けとなるだろう。 なお、これらの画像が実際に流出したものかどうかは確認しておらず、全ては読者から提供されたデータに基づいている。そのため、本記事には『噂』のタグが付けられていることを留意されたい。 [Source: VideoCardz 1 / 2 / 3] |
これまで、GeForce RTX 4000シリーズのアーキテクチャ名はAda Lovelaceや、Lovelaceと言われていましたが、流出したとされる情報によると『Ada』となる模様です。
今のところ、表に出てきているのはアーキテクチャ名だけですが、今後、さらなる情報が出てくる可能性があり、NVIDIAにとっては頭の痛い問題となりそうです。