GeForce RTX 3090 Tiのゲームベンチマーク公開!日本での販売価格と発売日も判明
海外メディアのTechPowerUpにより、GeForce RTX 3090 Tiのゲームベンチマークが公開されました。最上位となるGeForce RTX 3090 Tiはどれほどのパフォーマンスなのか。そのリザルトがこちら。
GeForce RTX 3090 Tiスペック
RTX 3090 Ti | RTX 3090 | RTX 3080 Ti | |
GPU | GA102-350 | GA102-300 | GA102-225 |
CUDA | 10752 | 10496 | 10240 |
RT/Tensor | 84/336 | 82/328 | 80/320 |
VRAM | 24GB GDDR6X | 24GB GDDR6X | 12GB GDDR6X |
Memory Clock | 21Gbps | 19.5Gbps | 19Gbps |
Memory Interface | 384bit | 384bit | 384bit |
Bace Clock | 1560MHz | 1395MHz | 1365MHz |
Boost Clock | 1860MHz | 1695MHz | 1665MHz |
TGP | 450W | 350W | 350W |
MSRP | $1999 | $1499 | $1199 |
国内価格 | 327,800円 | 229,800円 | 175,800円 |
発売日 | 2022年 3月29日 | 2020年 9月24日 | 2021年 6月3日 |
ゲームパフォーマンス
ベンチマークはZotac RTX 3090 Ti AMP Extreme Holoにて測定されています。このモデルは、ブーストクロックが定格よりもわずかに高く、1890MHzへとオーバークロックされていることはご留意ください。
アサシンクリード ヴァルハラ
バトルフィールドV
ダイイングライト2
サイバーパンク2077
Watch Dogs: Legion
22タイトルでの平均フレームレート
1920 x 1080
2560 x 1440
3840 x 2160
(Source: TechPowerUp)
まとめ
ゲームパフォーマンスの冒頭にも記しましたが、本リザルトはブーストクロックが定格よりもわずかに高く、30MHzオーバークロックされていることはご留意ください。
で、GeForce RTX 3090 Tiのパフォーマンスですが、GeForce RTX 3090と比較すると平均フレームレートは1080pで5.4%、1440pで7.6%、4Kで11.5%高くなっています。GeForce RTX 3000シリーズにおいては最強の性能を有することは間違いありません。
問題となってくるのは消費電力と価格。まず、消費電力ですが、グラボだけで450Wとされています。GeForce RTX 3090も350Wと中々のものですが、5~11%のパフォーマンスアップでそこからさらに100W上乗せです。
そして一番の問題はやはり価格でしょう。米国でのMSRPは1999ドル、日本におけるNVIDIAの希望小売価格は327,800円。実売価格がどこまでこのNVIDIAの提示する希望小売価格に近づけるか気になるところですが、『GAINWARD GeForce RTX3090Ti PHANTOM』と『MSI GeForce RTX 3090Ti BLACK TRIO 24G』は税込327,800円で販売される模様です。
GAINWARD GeForce RTX3090Ti PHANTOM - 定格クロックモデルで価格は税込327,800円
このほか、ブーストクロック1965MHzのオーバークロックモデルとなる『MSI GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X 24G』は市場想定価格税込363,000円が見込まれています。
現行製品最強スペックといえども、グラボにここまでの金額を出せるかどうかはかなり人を選びそうです。GeForce RTX 3090 Tiは、日本国内では2022年4月2日頃から順次発売が予定されています。