【Win7】 WindowsUpdate後、PCが重いときの対処方法
どうでしょう。重いですか。
重くなる原因のサービス2点をご紹介。Win7向けの内容になります。
・Microsoft .NET Framework NGEN v* (clr_optimization_v*)
WindowsUpdate後、.NETに関する更新があった場合、[Microsoft .NET Framework NGEN v*]というサービスが必ず有効化されます。無効にしてても有効化されます。
[Microsoft .NET Framework NGEN v*]は.NETを最適化してくれるそうなのですが、何をどう最適化しているのかはわかりません。ただ確かなことは、このサービスが活発に動いているとPCに負荷が掛かります。PCのスペックによってはこのサービスのせいで重く感じることがあるかもしれません。
自分はWU後、[Microsoft .NET Framework NGEN v*]が有効になっていたら毎回無効にしていますが、無効にしていたからといって.NETを使ったアプリが重くなったり、逆に有効にしていたからといって.NETを使ったアプリが軽くなったり、というのは感じられません。
また、このサービスを無効にしていたからといって.NETを使ったアプリが起動しないということもありません。もし、PCが重く感じるようでしたら、WU後にこのサービスの無効化をお試しくださいませ。
サービスを開いてGUI操作が面倒でしたら、下記の無効化BATファイルを作って、WU後に実行すれば楽ちんです。
<無効化BATファイルの記述>
net stop clr_optimization_v2.0.50727_64
sc config clr_optimization_v2.0.50727_64 start= disabled
net stop clr_optimization_v2.0.50727_32
sc config clr_optimization_v2.0.50727_32 start= disabled
net stop clr_optimization_v4.0.30319_64
sc config clr_optimization_v4.0.30319_64 start= disabled
net stop clr_optimization_v4.0.30319_32
sc config clr_optimization_v4.0.30319_32 start= disabled
(※もしv*の数字が変わることがあったときはサービスを見て要再編集)
余談
このサービスの「最適化」について教えていただきましたので追記。このサービスを有効にしておくと、事前にキャッシュを作っておくそうで、それにより.NETアプリの起動が早くなる仕組みだとか。ただ、最近のマシンではその「起動が早くなる」を体感できないそうです。もしかしたら超重量級の.NETアプリならこのサービスの効果があるのかもしれませんが、そんなアプリがあるのかは知りません…
(私信:教えていただきありがとうございます)
・Background Intelligent Transfer Service (BITS)
過去の記事でも紹介しましたがこちらでも改めて。WindowsUpdate後、必ず有効化されるサービスその2。このサービスが有効だと、環境によっては起動時間がわずかに長くなる場合があります。
このサービスの無効化をオススメできるかどうかは環境によります。説明によるとWindowsUpdateや主にMSのソフトで、自動更新をしている人はこのサービスに依存する場合があるそうです。
自分の場合、MS製ソフトはなるべく避けており、自動更新なんてノーセンキューなので無効にしています。MS製品の自動更新なんてしない勢は無効化してどうぞ。
サービスを開いてGUI操作が面倒でしたら、下記の無効化BATファイルを作って、WU後に実行すれば楽ちんです。
<無効化BATファイルの記述>
net stop BITS
sc config BITS start= disabled