Intel、Appleと再びビジネスをしたい考え。散々ディスっておいて?
Intelは、Appleと再びビジネスをしたい考えのようです。海外メディアのAxiosが報じました。
IntelのCEO、パット・ゲルシンガー氏は、Macに再びIntel製のチップを採用してもらうということを諦めていない。しかし、次にそのチャンスが訪れるのはまだ時間がかかるということも理解している。ゲルシンガー氏は、インタビューで以下のように語った。 パット・ゲルシンガー: Appleは、当社(Intel)よりも優れたチップを自分たちで作れると判断しました。そして、かなり良い仕事をしました。私がすべきことは、Appleよりも優れたチップを作ることです。私は、Appleとのビジネスのこの部分(CPU)だけでなく、他の多くのビジネスの部分も担えるよう、時間をかけて取り戻したいと思っています。 [Source: Axios] |
Appleは、2020年にMacのCPUをIntel製品からARMベースのAppleシリコン(M1チップ)へと移行を開始しました。ゲルシンガー氏は、良いCPUを作ることでAppleから再び必要とされたい旨を語っています。
ただ、個人的な感想を言わせてもらうならば「Macを散々ディスっておいてよくもまぁこんなことが言えたなぁ」というのが正直な感想です。何のことかわからない方は以下の記事をご覧ください。
Intelさん、Appleをディスり始める。公式サイトで大々的にネガキャン
ビジネスをしたいと言いつつその相手のネガティブキャンペーンを展開って、Intelの言っていることとやっていることに大きな齟齬を感じざるを得ません。Appleとしても、こんなネガティブキャンペーンを展開している企業と再び取り引きをしたいと思うでしょうか。はなはだ疑問です。