【CPU/GPU】 AMD、『2017 Financial Analyst Day』で各種発表
AMDは『2017 Financial Analyst Day』で各種発表を行いました。以下、『2017 Financial Analyst Day』で登場したAMDのCPU/GPU関連情報のザックリまとめになります。
ZenとVegaは14nmですが、Zen 2とNaviでは7nmになることのこと。
サーバ向け32C64T CPU『EPYC』が公開されました。デカイ! 中には4つのダイが載っている模様。
モバイル向けにVegaを搭載したZenベースプロセッサ『RYZEN MOBILE』が2017年後半に登場予定とのこと。
・16C32T HEDT RYZEN『THREADRIPPER』
16C32TのHEDT RYZEN『THREADRIPPER』はCOMPUTEX2017でお目見え後、早い段階でローンチされるとの噂は出ていましたが、2017年夏に登場と公式発表されました。Skylake-Xとのガチ対決が見られますね!
・Vega、HBCCその2
Vegaで新たに採用された『High Bandwidth Cache Controller (HBCC)』と呼ばれるメモリ管理方法で、上記のようなフレームレートの向上が見られたとのこと。
なお、HBCCについては2017年3月にも同様の内容が語られています。前回は具体的なフレームレートは表示されていませんでしたが、今回は実際にどれくらいフレームレートに差がでるのか数字が表示されました。
今回の発表で16GB HBM2モデルのVegaカードが公開されました。また、スライドショーには6月下旬に登場と書かれています。
ただ、このカードはRADEON 『RX』ではなく、PCゲーマー向けのカードではありません。所謂エンタープライズ向けとなります。
今回、RADEON RX Vegaに関しての発表は『HBCCその2』くらいでした。さらなる詳細は2017年5月31日の発表に期待しましょう……。
2017/7/31追記
RX Vegaについての各種発表が行われました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【GPU】 RX Vegaの価格と仕様と性能(悲報)