Star Micronics、KB5003637の影響で印刷に不具合が生じていることを発表
Star Micronics(スター精密株式会社)は、WindowsUpdateの影響により印刷に不具合が生じていることを発表しました。
Star Micronicsによると、2021年6月9日公開のWindows10 バージョン21H1 / 20H2 / 2004用セキュリティ更新プログラムKB5003637をインストールした環境において、一部の同社製プリンターで印刷ができなくなったり、キャッシュドロワー(レジの現金を入れる引き出し)が閉じなくなる場合があるとのこと。
同社は、現在この不具合を調査しており、最新の情報はこちらのページで案内すると述べています。
KB5003637適用環境で印刷ができなくなるという不具合は、KB5003637公開当初から一部環境で発生していました。報告数は少ないものの一部のユーザーは、ネットワークプリンターやStar Micronics製のレシートプリンター『TSP100』などで印刷ができなくなることを訴えています。
もし、KB5003637のインストール後に印刷ができなくなった場合は、KB5003637をアンインストールすることで一時的にこの不具合を回避することができます。お困りの方はお試しください。更新プログラムのアンインストール手順はこちらの記事をご覧ください。
なお、KB5003637はセキュリティ更新プログラムのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。