【SSD】 Optane Memoryはゲーマーにとって有か無しか [Update 1: 販売価格が判明したので価格を修正]
現時点では最大32GBとなるため、ストレージというよりキャッシュという使い方になってしまうOptane Memoryですが、ゲーマー勢には有なのか、無しなのか。
Intelが提唱するゲーム用途でキャッシュとして使用した図が↓こちら。
(Source:http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20170327072/)
いかがでしょうか。 「おお、すげー!」 なんて思ったら騙されています。よく見てください、これ、HDD vs HDD+Optane Memoryという図です。前提条件がそもそもおかしいんです。ロード時間を短縮したいなら、まずSSDを使えって話です。
そしてロード時間の話をするならSSDを使って比較すべきでしょう。それができていない時点で『IntelはSSDとの比較を載せたくない』という意図が伝わってきます。
実際のところゲームにおいては、
↑M.2 SSD vs SATA SSDでもロード時間に大した差は無く、SSD vs RAMDISK先生との対決でも大した差は無いので、SSD vs SSD+Optane Memory(あるいはSSD vs Optane Memory)でもあまり期待はできないでしょう。
お値段ですが、ANAND TECHによると
(Source:Intel Launches Optane Memory M.2 Cache SSDs For Consumer Market)
16GBで$44、32GBモデルで$77となる模様。日本だと32GBモデルで税込1万円前後といったところでしょうか。TLCの2.5インチSSDなら240GBが購入できますね。
ということで結論、現状のOptane Memoryの容量と値段を考えると、ロード時間短縮目的のゲーマーならSSDを買った方が幸せになれる。
おしまい。