【メモリ】 Cinebench R15はメモリのシングル / デュアル / クアッドチャネルでスコアにどれくらい影響するの?

CPU,メモリ

前回のあらすじ。Cinebench R15はメモリクロックがどれくらい影響するの? ↑これくらい影響するようです。

で、気になったのがデュアルチャネルとクアッドチャネル。この違いでどれくらいスコアに影響するのか、気になりませんか? 気になります!

Cinebench R15だけでなく、R11.5とAIDA64も交えた素晴らしい検証結果がありましたのでご覧くださいませ。検証環境はX99プラットフォームの5960Xになります。シングル / デュアル / クアッド、それぞれのスコアをどうぞ!



<シングルチャネル: 1387cb>

<デュアルチャネル: 1395cb>

<クアッドチャネル: 1395cb>

(Source:Intel X99 單、雙和四通道效能測試,不同軟體吃重類型不同)

いかがでしょうか。AIDA64ではしっかりとシングル / デュアル / クアッドの差が数字に出ています。しかし、Cinebench R15ではまったく数字に出ていません。

ということで結論、Cinebench R15においてデュアルチャネルもクアッドチャネルもスコアに影響無し。シングルチャネルでも約0.6%差と誤差の範囲レベルのようです。

以下、余談です。

じゃあ、ゲームではデュアルとクアッドでどう影響してくるのか。気になりませんか? 気になります! はい、ということでサクッと結果をどうぞ! 検証環境はX99プラットフォームの5820K + GTX970 + デュアルの16GB(8x2) 2666MHz & クアッドの16GB(4x4) 2666MHzになります。


(Source:Quad-channel RAM vs. dual-channel RAM: The shocking truth about their performance)

一概にデュアル / クアッド、どっちが良いとは言い切れず、ゲームによって変わってくるようです。

とはいえ、エンコードや圧縮 / 解凍では


(バーが短い方がスコアが良い)


(バーが長い方がスコアが良い)

クアッドさんの方が有利なので、汎用的に考えてやっぱり-E系はクアッド運用がベターですね。