2021年Q2(4~6月)のメモリ価格を修正。さらに大幅な値上げへ
TrendForceは、2021年Q2(4~6月)のメモリ価格について以下の内容を報じました。
現在、DRAMサプライヤーとPC OEMメーカーとで、2021年Q2の契約価格の交渉が行われている。最終的な価格はまだ決まっていないが、現時点での取引データによると、DDR4-2666 8GBモジュールは前四半期から25%近く値上がりしている。 当初、2021年Q2のPC DRAM価格は13~18%の上昇を見込んでいたが、これを23~28%の上昇へと変更する。 PC DRAMの価格上昇は、大手PC OEMメーカーが積極的に生産目標を拡大していることも起因している。昨今の情勢から、ノートPCの需要は継続することが予想されるため、PC DRAMは今後もさらなる価格上昇が見込まれる。 |
2021年3月時点では、2021年Q2のメモリ価格は13~18%の値上げが見込まれていましたが、これをさらに超えてくる23~28%の値上げへと修正されました。
メモリの値上げについてはTrendForceだけでなく、MicronのCEOも「DRAM価格は急速に高騰しており、年間を通じてさらに厳しいものになるだろう」と述べており、価格上昇サイクルに入っている模様です。