GeForce 466.63 ドライバ 不具合情報。RTX 2000 / GTX 1600 / GTX 700 / GTX 600でBSoDの地雷ドライバ [Update 1]
GeForce 466.63ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いたユーザー報告をざっくりと意訳。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限りません。環境依存の可能性もあります。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
更新履歴 ① RTX 2000 / GTX 1600 / GTX 700 / GTX 600シリーズでBSoDが発生する既知の不具合を追加。 [2021/6/7] [New] |
NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)
<Windows10>
・GeForce RTX 2000 / GTX 1600 / GTX 700 / GTX 600シリーズを搭載した一部システムでDCP WATCHDOG VIOLATIONエラーのブルースクリーン(BSoD)が発生する場合があります。[New][2021/6/7追加分]
・電源を切った状態でHDMI 2.1モニターを拡張デスクトップモードで接続すると、DisplayPortモニターがスリープ状態から復帰しない場合があります。 [New]
・Adaptive-Syncモニターのマルチモニター構成で、同じ表示を共有するモード(おそらくクローンモード(複製モード)のこと)にしてゲームを起動すると、表示がちらついたり、信号が途切れたりすることがあります。
・一部のHDMIモニター環境において、HDRモードを有効にするとちらつきが発生する場合があります。ちらつきが発生した際はシステムを再起動してください。
・GeForce RTX 3000シリーズ環境において、HDRを有効にした状態でFreestyleフィルターを使用すると、ゲームの色がおかしくなる場合があります。この不具合はR470ドライバで修正を予定しています。
・BATMAN: Arkham KnightでTurbulence smokeを有効にするとゲームがクラッシュします。
・World of Warcraft: Shadowlandsで特定の場所でランダムにちらつきが発生する場合があります。
・GPUハードウェアモニタリングツールを実行した状態でSteam VRゲームを起動すると、スタッターやラグが発生します。(モニタリングツールを実行しないことで暫定的に不具合を回避可能)
・YouTubeのページをスクロールすると、動画再生が途切れる場合があります。
ユーザー報告
・このドライバは466.47と同様に壊れています。テレビに接続していると、30秒に1回くらいの割合で音が止まります。直すには466.27にダウングレードするしかありません。 [RTX 3090 / Samsung QE75Q90T]
・↑同じことがおきています。20秒くらいで音が途切れます。私も466.27の使用を余儀なくされています。 [RTX 3070 / Samsung QE55Q90R]
・↑私も同じです。3090にLG C9を接続して発生します。
・『DPC WATCHDOG VIOLATION』のブルースクリーンエラー(BSoD)が発生するようになりました。GTX 770環境で起こります。466.47にロールバックしました。
・このドライバにアップデート後、5~7分くらいでBSoDが起こります。早急に修正してください! [GTX 770]
・466.63のインストール後や、ChromeでWebを閲覧しているときなど『DPC WATCHDOG VIOLATION』というBSoDが何度も発生します。466.47に戻してからは一度も発生していません。
・DPC_WATCHDOG_VIOLATIONエラーでのBSoDが起こります。5~10分以内に2回再起動することになりました。GT 710は466.63では正常に動作しません。466.47に戻すと問題なく動作するようになりました。
・ブラウジング中に『DPC_WATCHDOG_VIOLATION』のBSoDが起こりました。 [GTX TITAN2枚のSLI]
・↑私も同じ問題を抱えています。
・GTX 670環境にインストールしたところ、BSoDやクラッシュが発生するようになりました。466.47に戻す必要がありました。
・10秒ごとに5秒間ブラックスクリーンが表示されて、その後BSoDになります。466.47に戻す必要がありました。 [RTX 2060 SUPER]
・GTX 650 TiでBSoDが起こります。 (※このほか、GTX 650やGTX 760など、Kepler GPUでのBSoD報告多数)
・466.47では4K@120Hzが使用できなくなり、本ドライバ(および466.55 Hotfix)で修正されましたが、今度はG-Syncが機能しなくなっています。
・このドライバにしてからランダムに1~2秒のブラックスクリーンが表示されるようになりました。 [GTX 1660 SUPER]
・↑このドライバとその前のドライバでもまったく同じ問題が発生します。この不具合はドライバのクラッシュや再起動もなく、イベントログにも記録されません。
・↑私の環境では466.47では問題なかったのでロールバックしました。
・このドライバにしてから2回も画面が消えて『ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。』と表示されます。
・私のRTX 2060 FEでも起こります。466.47にロールバックしました。
・nvlddmkmがクラッシュするようになりましたので以前にバージョンに戻しました。 [RTX 2080 Ti]
・私のRTX 2080 SUPERでもnvlddmkmのクラッシュによるブラックスクリーンが発生しました。
・Watch Dogs Legionのフレームレートが低下します。466.27: Ave 69 fps、466.63: Ave 65 fps。このゲームをプレイするなら466.47/466.55/466.63は避けた方が無難です。 (※当サイトへの報告)
BSoDが発生するという報告が多数出ています。その多くはGTX 770やGT 710など、Kepler GPU(700 / 600シリーズ)環境で発生しています。
このほか、nvlddmkmの応答停止が発生するようになったとの報告もちらほら出ています。466.27が不具合少なめなので、何かしらの問題が発生した場合は466.27へのロールバックをお試しください。
2021/6/7追記
NVIDIAがBSoDのユーザー報告を認め、既知の不具合へと追加しました。NVIDIAによると、Kepler GPU(GTX 700 / 600シリーズ)だけでなく、Turing GPU(RTX 2000 / GTX 1600シリーズ)でも発生するとのこと。かなり酷い出来のドライバですね……。Kepler / Turing GPUをお使いに方はお気をつけくださいませ。