TSMC、2021年Q4より4nmの大量生産を開始か
台湾メディアのDigiTimesは、TSMCの4nmプロセスノードについて以下の内容を報じました。
2020年8月時点では、TSMCは2022年より4nmの大量生産を行うとしていた。しかし、情報筋によると、この予定は早まり、2021年Q4(10~12月)より大量生産を行うという。4nmの初期生産分はすでにAppleが契約している。 |
5nmは、7nmと比較して、80%のロジック密度の増加、30%の電力効率向上、同じ電力で15%のパフォーマンス向上を果たしているとされています。
3nmは、5nmと比較して、最大70%のロジック密度の増加、25~30%の電力効率向上、10~15%のパフォーマンス向上が見込まれています。
4nmのパフォーマンスについてはまだ不明ですが、5nmと3nmの中間となるため、5nmから5~7%前後のパフォーマンス向上となるでしょうか。