【DX9】 Windows10FCUでDirectX9のメモリ割り当てバグが修正される

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows8.1 / 10にはDirectX9で4GB以上のVRAMを割り当てることができないというバグがありましたが、海外メディアのNeowinによるとWindows10 Fall Creators Updateでこのバグが修正されたとのことです。

このバグは2015年4月20日にユーザから報告されましたが、修正までに掛かった年月はなんと2年と6ヶ月。長すぎィ!! とりあえず、Windows10でもDirectX9世代のゲームにどっさりとMODをぶち込んだり、MMDで4GBを超えるテクスチャをドン、なんてこともできるようになった感じでしょうか。

なお、 「Windows8.1でもこの修正はあるかい?」 というNeowinの問いに、Microsoftの開発者であるJesse Natalie氏は 「ないだろう」 と答えました。MSさん、残念ながらやる気がないようです。いやいや、これは修正すべきバグでしょ……。

以下、余談です。Jesse Natalie氏によりWindows7での挙動についても少し語られました。

Windows7ではDirectX9でも4GB以上のVRAMを使うことができたため、何も問題にはなっていませんでした。しかし、内部的にはあまり合理的な挙動ではなかったようで、仮に4.1GBのVRAMを持ったGPUであれば、アプリケーション側には利用可能領域は0.1GBという意味不明な報告がされるのだとか。ただ、これが具体的にどう影響するのかまでは語られていません。

これまでにこの挙動が問題となっている報告は出ておらず、また、DirectX9で4GB以上のVRAMを使用するユーザはWindows7で問題なく使用できているようなので、実際の挙動には影響はないのかもしれません。

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