GeForce RTX 3060のマイニング制限回避に進展
先日、NVIDIAが公開した470.05ドライバにより、マイニング制限が回避されたRTX 3060ですが、新たな進展がありました。
RTX 3060カード1枚だけだと、マイニング制限が回避できるものの、複数のGPUがささった状態だと、制限が機能してイーサリアムのハッシュレートは41MH/sから22MH/s前後へと落ちることが判明しました。470.05ドライバでも、複数のGPUがあるとしっかりと制限がかかるようです。
しかし、この制限も回避されました。
ドイツメディアのHardwareluxxによると、モニターが接続されているとOSに誤認識させる『HDMIダミープラグ』(ディスプレイエミュレーターなどとも呼ばれる)をRTX 3060に使用するだけで回避できるとのこと。
RTX 3060にHDMIダミープラグを挿すだけで回避できる
RTX 2080 Ti + RTX 3060という環境でテストしたところ、HDMIダミープラグを使用することで、RTX 3060のイーサリアムのハッシュレートは41MH/sを維持しました。
HDMIダミープラグなし - RTX 2080 Tiが49MH/sなのに対してRTX 3060は22MH/sに落ちている
HDMIダミープラグあり - RTX 3060のハッシュレートは41MH/sを維持している
なお、この回避方法はあくまでも470.05ドライバでの話のため、その他のドライバでは機能しません。