Intel Alder Lake-Sプラットフォームの詳細がリーク!パフォーマンス向上が期待できるか
海外メディアのVideoCardzにより、Intel第12世代CoreとなるAlder Lake-Sプラットフォームの詳細を記したスライドショーがリークされました。
最初に注意点ですが、スライドショーの正確性は定かではありません。そのため、鵜呑みにはせず、現時点では『噂』として見ておくべきでしょう。
リークされたスライドによると、Alder Lakeではシングルスレッドパフォーマンスが最大20%向上するとのこと。さらにマルチスレッドパフォーマンスも最大2倍高速になることが記されています。
Alder Lakeではビッグコア(Golden Cove (Core))とリトルコア(Gracemont (Atom))が共存するHybrid Technologyが採用されており、最大8C16T(ビッグコア) + 8C8T(リトルコア、HTTは無し)という構成になります。
プロセスノードは10nm SuperFin。長年使用され続けてきた14nmからついに脱却します。
メモリはDDR5 / DDR4の両対応。CPU側が両対応であることはかねてよりいわれていましたが、マザーボード側がどちらに対応するのかは謎でした。VideoCardzよると、Z690といったハイエンドマザーボードではDDR5をサポートし、安価なマザーボードではDDR4をサポートするそうです。かつて、DDR3 / DDR4両対応マザーボードを出した変態メーカーがアップを始めそうです。
PCIeはCPU側が16レーンのPCIe 5.0に対応。PCIe 5.0が出てくるにはちょっと早い気もしますが、2021年投入予定のXeonスケーラブル・プロセッサーSapphire RapidsでもPCIe 5.0対応が謳われているため、Alder Lakeで対応していても不思議はなさそうです。
600シリーズマザーボードでは新たにLGA1700ソケットが採用となり、CPUも長方形のものへと変更されます。
Alder Lakeは2021年後半にリリースが予定されています。