Windows版ungoogled-chromium v88.0.4324.150-1公開。10件の脆弱性を修正。バグ継続中
Windows版『ungoogled-chromium』のv88.0.4324.182-1が公開されました。
ungoogled-chromiumは、Chromeに内包されているGoogleが提供する各種サービスや通信に関するコードを片っ端から削除して、Googleへの依存をなくしたChromium系ブラウザ。
v88.0.4324.150-1では危険度が2番目に高い『High』の脆弱性8件を含む、計10件の脆弱性が修正されています。
なお、本家Chromeと違ってungoogled-chromiumに自動アップデート機能はないため、バージョンアップの際は手動でアップデート(ダウンロードしてきて上書き)を行う必要があります。
ただし、このバージョンには地味に面倒なバグがあります。何かファイルをダウンロードするとき、jpgだろうとpngだろうと、どんなファイルであっても『この種類のファイルはコンピュータに損害を与える可能性があります。』という確認が表示されます。複数のファイルをダウンロードするときなんかはかなり面倒なことになります。このバグはv87.0.4280.141-1より発生しており、未だ継続しています。
ダウンロードは以下のリンク先よりどうぞ。
ungoogled-chromium
Downloads for ungoogled-chromium