Intel、同社製dGPUとなるIris Xeグラフィックスカードを投入。動作には専用BIOSが必須
Intelは、同社製dGPUとなるIntel Iris Xe ディスクリート・デスクトップ・グラフィックスカード(コードネーム: DG1)を投入することを発表しました。
スペックは80EU (640SP)、4GB VRAM。インターフェイスはDisplayPort、HDMI、DVIの3系統。AV1デコード、Adaptive Sync、HDRなどをサポート。
製品はメインストリームユーザーと中小企業をターゲットにしており、現時点で単体での一般販売の予定はなく、OEM向けに投入されます。製造はASUSを含む2社のサードパーティーにより行われるとのこと。
また、本製品は、Intel第9世代(Coffee Lake-S / 300シリーズ)および第10世代(Comet Lake-S / 400シリーズ)との組み合わせでシステムの一部として販売され、マザーボードにはIntel Iris Xeをサポートする特別なBIOSが必要となるため、他のシステムとは互換性がないとのことです。