【アプデ】 2018年1月20日、『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4057400(テレメトリ入り)が配信 [Update 4]

Windows,WindowsUpdate

2018年1月20日、WindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。通常、Windows7 / 8.1用オプションは月例の翌週(1月17日)とされていますが、Microsoftが予定日に間に合わなかったようで3日遅れでの配信となりました。

1月18日にWindows8.1用が1日遅れで配信、1月19日にWindows7用.NETだけが2日遅れで配信、今回はWindows7用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』だけが3日遅れで配信。グダグダすぎでしょう……。

こんなグダグダな状態でリリースされたプレビューパッチ、個人的にはスルーを推奨します。以下、Windows7向けのザックリ説明になります。

KB4057400 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:このパッチに不具合有)
Windows7に配信。このパッチは非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』と呼ばれるオプションの詰め合わせパッチです。名前からもわかるようこのパッチはプレビュー版です。人柱になりたくない人は非表示入りをおすすめします。このパッチはセキュリティパッチではないため、入れなくてもセキュリティ上の支障はありません。

特に問題がなければ翌月の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』にこのパッチも抱き合わせされる予定です。

パッチ内容は省略。どういった内容が含まれるかはこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。入れるか入れないかの選択はお任せいたします。

マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリ入りということでこのパッチは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。最悪、BSoDの危険性があるためお気をつけください。

[既知の不具合]

  • 一部のアンチウイルスソフトと競合する場合があります。アンチウイルスソフトが下記のレジストリを設定した場合にのみ、更新プログラムが適用されます。更新プログラムが適用されない場合、お使いのアンチウイルスソフトとこのパッチに互換性があることを確認した上で、下記のレジストリを設定してください。
    Key="HKEY_LOCAL_MACHINE"
    Subkey="SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat"
    Value Name="cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc"
    Type="REG_DWORD"
    Data="0x00000000"

    (※WUに降ってこない場合、このレジストリを設定するとWUに降ってくるようになります。繰り返しになりますが、アンチウイルスソフトとパッチに互換性があるか必ずご確認ください。競合した場合BSoDの危険性があるそうです。各アンチウイルスソフトとの対応表はこちらへどうぞ)

 

 

 

  • SMBサーバーでメモリリークが発生する場合があります。

 

  • この更新プログラムにはメモリに不正アクセスが可能な脆弱性が含まれています。この問題は64bit版でのみ発生し、修正するにはKB4100480を適用する必要があります。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

    【アプデ】 Microsoft、Win7 64bitの脆弱性を修正する緊急アップデートKB4100480を公開

    (※WindowsUpdate産の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は累積されるため、2018年4月度以降の更新プログラムにはKB4100480が同梱されます。2018年4月度以降の更新プログラムを適用済みの場合は、改めてKB4100480を適用する必要はありません)

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