Zen 3 Ryzen 4000シリーズには10コアモデルが存在する?コア単位でのクロック調整も可能?
Zen 3世代となるRyzen 4000シリーズには10コアプロセッサーが用意されているとの情報が出てまいりました。
Zen 2 / Ryzen 3000シリーズの上位モデルは16コア、12コア、8コアと、4コア刻みでしたが、Zen 3ではその間を埋める10コアモデルがある模様です。10コアモデルでは、1CCDにつき5コアが有効化され、2CCDの5+5コア構成になるとのこと。
画像はZen 2 / Ryzen 3000シリーズのCPU構成
この情報のリーク元は、Ryzen 3000シリーズのカスタム電源プランや、Zen 2プロセッサーチューニングツール『ClockTuner for Ryzen』作者の1usmus氏。同氏によると、AGESA 1.0.8.1にはすでに10コアモデルに関するデータが存在しているとのこと。
ただ、データが存在していたとしても、内部テスト用という可能性も考えられるため、実際に10コアモデルが発売されるかどうかは現時点ではまだ断定はできないことには注意が必要です。
また、同氏はオーバークロックについても言及しており、Zen 3には『Curve Optimizer』と呼ばれるオーバークロック機能があるとのこと。この機能を使うことで、コア単位でのクロック調整が可能になるといわれています。