Intel、第11世代CoreプロセッサーTiger Lakeを正式発表
2020年9月2日(現地時間)、Intelはオンラインでのバーチャルイベントにて、モバイル向け第11世代CoreプロセッサーとなるTiger Lakeを正式に発表しました。
Tiger LakeはCPUアーキテクチャにWillow Coveを、iGPUにXeアーキテクチャを採用した初の製品。今回、発表されたラインナップは以下の9モデル。
前世代のIce Lakeと比較して、L2キャッシュは512KBから1.25MBになり、L3キャッシュは8MBから12MBへと強化されています。Intelによると、Office系アプリケーションでは20%のパフォーマンス向上が見られるとのこと。
iGPUは80~96EUが『Intel Iris Xe Graphics』、48EUが『Intel UHD Graphics』と名付けられており、『Intel Iris Xe Graphics』ではゲームにおいて以下のフレームレートが得られるとされています。
また、Intelは、AMDのRyzen 7 4800UやNVIDIAのMX350と比較しても以下の優位性があることをアピールしています。
そのほか、Intelがこれまで『Project Athena』と呼んでいた薄型ノートPC規格は、Tiger Lakeからは『Intel Evo Platform』へと改名されました。
Tiger Lakeを搭載したモバイル・ノートPCは、2020年10月頃から出荷が予定されています。