WordPress 5.5のサイトマップとLazy-Loadingの無効化方法
WordPress 5.5が公開されました。WordPress 5.5ではデフォルトでXMLサイトマップが作成されるようになり、また、画像の遅延読み込み(Lazy-Loading / Lazy-Load)もデフォルトで追加されました。
サイトマップは『http://アドレス/wp-sitemap.xml』に作成されます。細かいカスタマイズはできず、更新日時もありません。また、特定のURLをサイトマップから外したりといったことをGUIで行ったりもできません。残念ながら低機能で、プラグインの『Google XML Sitemaps』などの方が使い勝手が良いのが現状です。
画像の遅延読み込みはwidth属性とheight属性のある『<img>』タグに『loading="lazy"』が自動挿入されるようになりました。
デフォルトでこれらの動作が不要な場合は、『functions.php』に以下を記述することで無効化できます。サイトマップの作成を防ぐ方法は、1つ目か2つ目、どちらかお好みでご利用ください。
<サイトマップの無効化>
/* WordPress 5.5のサイトマップ作成を防ぐ (wp-sitemap.xmlにアクセスすると404にする) */ |
/* WordPress 5.5のサイトマップ作成を防ぐ (wp-sitemap.xmlにアクセスするとTOPページを表示する) */ |
<Lazy-loadingの無効化>
/* WordPress 5.5のlazy-loading『loading="lazy"』挿入の無効化 */ |
必要になった場合はこれらの記述を削除してください。なお、『loading="lazy"』は有効のままの方がおすすめです。
メモ: 『loading="lazy"』の挙動と「Luxeritas」のLazy Loadの挙動 両方とも有効にしていても競合はしない。(Luxeritasの場合。他のテーマは不明) 両方有効の場合は「Luxeritas」のLazy Loadが優先される。記事内の大きな画像は「Luxeritas」のLazy Loadを使い、サイドバー等の小さな画像は『loading="lazy"』に任せるといったハイブリッド使用も可。 |