さらに高クロックな16C32T ES版Zen 3 Ryzen
先日、ブーストクロック4.8GHzのES版Zen 3 Ryzenのコードネームがリークされましたが、さらに高クロックなコードネームがドイツメディアのigor’sLABによりリークされました。それがこちら。
100-000000061-06_49/37_Y
このサンプルのコア数は16C32T。コードネームの後ろ『49/37』はブーストクロック/ベースクロックを表しており、ベース3.7GHz、ブースト4.9GHzということがわかります。
既存の16C32TプロセッサーとなるRyzen 9 3950Xはベース3.6GHz、ブースト4.7GHzとなっており、これもよりもベース・ブーストが200MHz高くなっています。16C32Tという多コアながら、しっかりとクロックを伸ばしてきています。
もちろん、これはES版のため、最終的な仕様がどうなるかは定かではありませんが、製品版でも高クロックでの登場に期待が持てます。
コア/ スレッド | ベース (GHz) | ブースト (GHz) | |
ES版Zen 3 Ryzen | |||
100-000000061-06_49/37_Y | 16C32T | 3.7 | 4.9 |
100-000000059-52_48/35_Y | 16C32T | 3.5 | 4.8 |
100-000000059-14_46/37_Y 100-000000059-15_46/37_N | 16C32T | 3.7 | 4.6 |
Zen 2 Ryzen | |||
Ryzen 9 3950X | 16C32T | 3.5 | 4.7 |
2020/10/9追記
Zen 3 / Ryzen 5000シリーズが発表されました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。