【GPU】 RTX 2080 vs GTX 1080、1.3~1.5倍のパフォーマンスアップ。DLSS使用で2倍超えも

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NVIDIAはGeForce RTX 2080 vs GTX 1080のベンチマークを公開しました。ベンチマークは4K解像度で比較されており、1.3~1.5倍のパフォーマンスアップが見られます。

さらに、アンチエイリアス処理の設定を、RTX 20シリーズで使用できるDLSS (Deep Learning Super Sampling)にすることで、ゲームタイトルによっては2倍を超えるパフォーマンスアップが得られるとのことです。

参考までに、TAAとDLSSではレンダリング結果に以下のような違いが生じることをNVIDIAは主張しています。



DLSSの方がジャギーも目立たず、非常に綺麗な補正が行われています。

TAAで銃身およびその根元がブレているのはエフェクトの効果によるものと思われますが、DLSSではブレが消えて綺麗にレンダリングされています。これもDLSSの補正効果なのか、たまたまDLSSの方にはエフェクトがそこまで届かなかったのかは不明です。しかし、こうやって比較するくらいなので、DLSSによる補正と考えるのが自然でしょう。もし、たまたまエフェクトが届かなかったというのであれば、明らかに優良誤認な比較になってしまいますしね。

また、NVIDIAは4K HDRでのフレームレートも公開しました。

使用されたカードはこちらもRTX 2080で、4K HDRにおいては上記フレームレートが得られたとのことです。ただし、画質設定は明らかにされておらず、DLSS使用の有無についても触れられていません。参考にするには資料不足であることに注意が必要です。

レイトレーシングやDLSSは置いといても、前モデルから1.3~1.5倍のパフォーマンスアップであれば十分に大きな進化と言えます。

とはいえ、あくまでこれはメーカー発表。最良の状態でのアピールのため、鵜呑みは禁物です。より詳細かつ多くのデータと照らし合わせた場合はどうなるのか、第三者による各種ベンチマークの公開が待たれます。

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Posted by にっち