【アプデ/7/8.1】 WindowsUpdate 2019年6月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 4]
2019年6月12日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
今月のWin7/8.1用『セキュリティのみ』はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。
< Update 4: イベントビューアーが死亡する場合あり > [2019/6/19更新]
Win7/8.1用『ロールアップ』または『セキュリティのみ』をインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなる不具合が発生しています。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。回避策等の詳細は各『ロールアップ』または『セキュリティのみ』をご覧くださいませ。
以下、2019年6月12日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
更新履歴 ① Win7/8.1の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にイベントビューアーが死亡する不具合を加筆。 ② Microsoftが上記①の不具合を認め詳細を公開。それに伴い記事の内容を更新。 ③ Win7/8.1の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にイベントビューアーの不具合の修正予定日2019年6月下旬を加筆。新規にカスタムビューを作成する場合の方法を加筆。 ④ Microsoftが不具合内容を更新。『現在のログをフィルター』を使用しても同不具合が発生する場合あり。【不具合概要】にその旨加筆。 |
<Microsoft Updateカタログに配信分『セキュリティのみの品質更新プログラム』&IE11>
KB4503269 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
(※1:このパッチにテレメトリ有)
(※2:このパッチに不具合有)
Win7系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。 「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」 という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチにはテレメトリ入りファイルとなるConsent.exeが混入しています。Consent.exeについてはこの記事やこの記事のKB3025394をご覧くださいませ。このパッチは『テレメトリ関連等を含むMSカタログ産『セキュリティのみの品質更新プログラム』(備考4参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- この更新プログラムをインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなるかもしれません。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。Microsoftによると、この不具合が発生した場合、以下の内容をPowerShellウィンドウへ貼り付けて実行することで不具合を回避できると案内しています。
function get-EventViewer {
Write-Output "List of custom views on the machine"
Write-Output ""
Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | % { select-xml -Path $_.FullName -xpath "//Name" } | Select-Object -ExpandProperty Node | Select-Object -ExpandProperty InnerXml
Write-Output ""
$view_name = Read-Host "Enter the name of custom view to execute"
# Get the file name of the view
$ViewFile = Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | where-object { (Select-Xml -Path $_.FullName -xpath "//Name").Node.InnerXml -eq $view_name }
Get-WinEvent -FilterXml ([xml]((Select-Xml -Path $ViewFile.FullName -XPath "//QueryList").node.OuterXml))これにより既存のカスタムビューが表示されるようになります。新規にカスタムビューを作成する場合はここのページを参考にしてスクリプトを組むようMicrosoftは案内していますが、難易度は非常に高いものとなっています。
Microsoftはこの不具合の修正に取り組んでおり、2019年6月下旬に解決策を提供予定とのことです。
KB4503259 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win7系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。
KB4503290 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※1:このパッチにテレメトリ有)
(※2:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。 「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」 という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチにはテレメトリ入りファイルとなるConsent.exeが混入しています。Consent.exeについてはこの記事やこの記事のKB3025394をご覧くださいませ。このパッチは『テレメトリ関連等を含むMSカタログ産『セキュリティのみの品質更新プログラム』(備考4参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
- この更新プログラムをインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなるかもしれません。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。Microsoftによると、この不具合が発生した場合、以下の内容をPowerShellウィンドウへ貼り付けて実行することで不具合を回避できると案内しています。
function get-EventViewer {
Write-Output "List of custom views on the machine"
Write-Output ""
Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | % { select-xml -Path $_.FullName -xpath "//Name" } | Select-Object -ExpandProperty Node | Select-Object -ExpandProperty InnerXml
Write-Output ""
$view_name = Read-Host "Enter the name of custom view to execute"
# Get the file name of the view
$ViewFile = Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | where-object { (Select-Xml -Path $_.FullName -xpath "//Name").Node.InnerXml -eq $view_name }
Get-WinEvent -FilterXml ([xml]((Select-Xml -Path $ViewFile.FullName -XPath "//QueryList").node.OuterXml))これにより既存のカスタムビューが表示されるようになります。新規にカスタムビューを作成する場合はここのページを参考にしてスクリプトを組むようMicrosoftは案内していますが、難易度は非常に高いものとなっています。
Microsoftはこの不具合の修正に取り組んでおり、2019年6月下旬に解決策を提供予定とのことです。
KB4503259 (Windows 8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。
<WindowsUpdateクライアントに配信分>
KB4503292 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- McAfee使用環境でシステムの起動が遅くなったり、起動時にシステムが反応しなくなる危険性があります。より詳細な情報および続報は以下のリンク先にてご確認ください。
- マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。
- この更新プログラムをインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなるかもしれません。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。Microsoftによると、この不具合が発生した場合、以下の内容をPowerShellウィンドウへ貼り付けて実行することで不具合を回避できると案内しています。
function get-EventViewer {
Write-Output "List of custom views on the machine"
Write-Output ""
Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | % { select-xml -Path $_.FullName -xpath "//Name" } | Select-Object -ExpandProperty Node | Select-Object -ExpandProperty InnerXml
Write-Output ""
$view_name = Read-Host "Enter the name of custom view to execute"
# Get the file name of the view
$ViewFile = Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | where-object { (Select-Xml -Path $_.FullName -xpath "//Name").Node.InnerXml -eq $view_name }
Get-WinEvent -FilterXml ([xml]((Select-Xml -Path $ViewFile.FullName -XPath "//QueryList").node.OuterXml))これにより既存のカスタムビューが表示されるようになります。新規にカスタムビューを作成する場合はここのページを参考にしてスクリプトを組むようMicrosoftは案内していますが、難易度は非常に高いものとなっています。
Microsoftはこの不具合の修正に取り組んでおり、2019年6月下旬に解決策を提供予定とのことです。
KB4503276 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
- McAfee使用環境でシステムの起動が遅くなったり、起動時にシステムが反応しなくなる危険性があります。より詳細な情報および続報は以下のリンク先にてご確認ください。
- マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。
- この更新プログラムをインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなるかもしれません。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。Microsoftによると、この不具合が発生した場合、以下の内容をPowerShellウィンドウへ貼り付けて実行することで不具合を回避できると案内しています。
function get-EventViewer {
Write-Output "List of custom views on the machine"
Write-Output ""
Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | % { select-xml -Path $_.FullName -xpath "//Name" } | Select-Object -ExpandProperty Node | Select-Object -ExpandProperty InnerXml
Write-Output ""
$view_name = Read-Host "Enter the name of custom view to execute"
# Get the file name of the view
$ViewFile = Get-ChildItem "C:\ProgramData\Microsoft\Event Viewer\Views" -Filter *.xml | where-object { (Select-Xml -Path $_.FullName -xpath "//Name").Node.InnerXml -eq $view_name }
Get-WinEvent -FilterXml ([xml]((Select-Xml -Path $ViewFile.FullName -XPath "//QueryList").node.OuterXml))これにより既存のカスタムビューが表示されるようになります。新規にカスタムビューを作成する場合はここのページを参考にしてスクリプトを組むようMicrosoftは案内していますが、難易度は非常に高いものとなっています。
Microsoftはこの不具合の修正に取り組んでおり、2019年6月下旬に解決策を提供予定とのことです。
KB890830ファイル直リンク: 7/8.1共用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。
KB4503308 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用Flashのセキュリティアップデート。