Zen 3世代のRyzen 4000シリーズは2020年内に発売されない?DigiTimesが報じる

CPU

Ryzen Processor

台湾メディアのDigiTimesは、Zen 3世代となるRyzen 4000シリーズは2020年内に登場しないと報じました。

マザーボード

マザーボードメーカーによると、AMD Ryzen 3000シリーズの売上は非常に好調だという。よって、Zen 3アーキテクチャを採用した次世代のRyzen 4000シリーズが2020年9月に登場することはない。Ryzen 4000シリーズの最初の製品は2020年末頃より量産が開始されて、2021年1月のCES 2021でローンチとなる。

Intelの新製品が14nmのままであることも考慮し、AMDは新しいプラットフォームへの移行スケジュールを調整したようだ。

まず、2020年9月に登場という話ですが、これはWCCF TECHが過去に「Ryzen 4000シリーズは2020年8月か9月に発表されて10月に投入される」と報じており、それを否定するものとなっています。

AMD自身は2020年1月に「Zen 3は2020年中に姿を現す」と明言しており、年内の発売が期待されていました。また、DigiTimesの過去のリークでもAMD 600シリーズチップセットマザーボードは2020年末に発売予定と報じられていました。

しかしながら、Ryzen 3000シリーズの好調と、競合となるIntelとの差が未だに縮まらないため、2021年1月へと変更された模様です。

Zen 3 / Ryzen 4000シリーズの登場を心待ちにしていた人にとっては悲しいお知らせとなりました。とはいえ、AMDから正式な発表があったわけではないので、鵜呑みにはせずあくまでもリーク情報として見ておくべきでしょう。

2020/6/18追記
AMDが上記DigiTimesの報道を否定しました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。

Zen3

Posted by にっち